人探しにかかる費用はどれくらい?探偵に調査を依頼する料金とは

探偵事務所・興信所では、浮気調査や信用調査など様々な依頼を請け負っていますが、中でも相談の多い内容が「人探し(所在調査・行方調査)」です。
人探しは、対象者との関係性や提供できる情報量によって費用が大きく異なるのが特徴。
ここでは、探偵事務所・興信所へ人探しを依頼した場合の費用の種類・相場と、できるだけ費用を抑えるコツなどを紹介しています。
人探しで利用する際の探偵事務所の選び方についても解説しているので、どこへ相談すれば良いかお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

探偵事務所・興信所へ人探しを依頼する場合、どのような費用がかかるのでしょうか。
まずは、人探しに必要な費用の種類と、基本的な料金体系について解説していきます。

ー 人探しの依頼にかかる費用の種類 ー

多くの探偵事務所・興信所では、人探しの依頼費用として以下の2種類の費用が設定されています。

費用① 着手金

着手金とは、探偵事務所や興信所が人探しを行ううえで必要となる人件費や出張費などの諸経費のことです。
着手金は契約のタイミングで前払いとなるケースが多く、いわゆる「基本料金」の部分になります。
人探しの目的を達成した場合はもちろん、達成しなかった場合でも支払わなければならない費用となるので、あらかじめ準備しておくようにしましょう。

費用② 成功報酬

成功報酬とは、人探しの依頼目的を達成した場合に追加で支払う費用のことです。
依頼目的が達成できたかどうかの判断は、契約の際に依頼者と探偵事務所の間で交わした取り決めに基づいて行われます。
「相手の連絡先を知りたい」「住所まで分かれば良い」など、どこを目的達成と定義するのかを細かく設定することがトラブル回避のポイントです。

探偵事務所や興信所の人探し費用は、依頼内容や難易度の高さによって異なるため、一概にいくら、ということはありません。
とは言え、予算を考えるうえでおよその目安は知っておきたいところですよね。
続いては、人探しを依頼した場合の費用相場と、費用が高額になりやすいケースについて詳しく見ていきましょう。

ー 人探しにかかる費用の相場 ー

人探しの場合、調査の難易度に合わせていくつかの料金プランを用意している探偵事務所が多いです。
以下は料金プランの一例です。

プラン着手金成功報酬
難易度A5~10万円5~10万円
難易度B10~20万円10~20万円
難易度C20~50万円20~30万円
難易度D50~100万円30~50万円

探偵事務所によっては更に細かく難易度分けをしているところもあり、難易度が高くなると当然費用も高額になります
また成功報酬に稼働時間や日数を含めるケースでは、調査期間が長期になるほど費用が高くなるので注意が必要。
案件ごとに固定の報酬なのか、タイムチャージ制を採用しているのかについては各探偵事務所へご確認ください。

ー 探偵事務所の規模による費用相場の違い ー

人探しの対象者は「親族」「親族以外」の大きく2種類に分けられ、必要な費用が異なる場合があります。これは、親族と親族以外では人探しの難易度が異なるためです。
探偵事務所の規模によって得意とする調査が異なるので、費用相場を確認する際は同程度の規模の探偵事務所で比較すると良いでしょう。
親族の人探し調査をする場合と、親族以外の人探し調査をする場合の費用相場(着手金)は以下の通りです。

探偵事務所の規模親族の調査親族以外の調査
大手探偵事務所30~50万円引き受けない場合もある
中小探偵事務所10~20万円20~100万円
個人探偵事務所5~10万円10~50万円

親族の人探し調査の場合は事前に情報を集めやすく、対象者が行きそうな場所を一気に探す方法がとられることが多いです。多くの人員を割ける中小以上の探偵事務所では、1日あたりの費用が高くなる傾向にあります。
親族以外の人探し調査では、聞き込みだけでなく、データ収集を活用した調査がメインとなります。
こちらは探偵事務所によって費用に違いがある他、大手の探偵事務所では親族以外の人探し調査を受け付けていないところも見受けられます。

ー 費用が高額になってしまうケース ー

以下のケースに該当する場合は、人探し費用が高額になりやすいです。

  • 人探し調査をするエリアが広範囲にわたる
  • 対象者の情報が少ない・古い・確実性が低い
  • 人探し対象者と依頼者の関係性が薄い
  • 人探しの対象者が意識的に身を隠している・逃げている可能性がある

上記の具体的な事例としては、次のようなものが挙げられます。

料金が高額になる依頼事例

  • 音信不通になってしまった外国籍の親族と連絡を取りたい
  • 幼少期の同級生・初恋の人と再会したい
  • 嘘の投資話で被害を受けたため相手側と話しを付けたい
  • 街中で困っていたときに助けてくれた人にお礼がしたい
  • 金銭を貸した相手が逃げてしまったので探したい など

これらのケースでは、人探しの対象者の情報が少ないため、調査範囲を広げながら進めていかなければなりません。
そのため調査に必要な人員・労働時間が増え、最終的な費用も高額となりやすい傾向にあります。

また借金といった理由から意図的に身を隠している相手の場合、住民票などを第三者が見ることができないよう閲覧禁止をかけている可能性も。
通常、住民票の閲覧禁止はDV被害者などが行える制度ですが、虚偽の申告をして受理されるケースも珍しくありません。
この場合は収集できる情報が制限されてしまうため、人探し調査の難易度が上がって費用も高額となる場合があります。

ここからは、人探し費用をなるべく安く抑えるためのポイントについて解説していきます。

ー 探偵事務所へ提供できる情報量・質を上げる ー

人探しの費用は調査の難易度によって上下するので、安く抑えたい場合はなるべく正確で詳細な情報を探偵事務所へ提供することがポイントです。
例えば、以下のような情報を探偵事務所へ提供できるかどうかによって難易度が変わってくることがあります。

  • 人探し対象者の容姿や特徴
  • 人探し対象者の交友関係
  • 音信不通・行方不明となった原因
  • 最後に連絡が取れた日時 など

探偵事務所へ依頼する前に、まずは自身である程度の情報収集を行ってみましょう。
集まった情報を整理したうえで探偵事務所に相談することで、目的を達成できる可能性が高まり、合わせて依頼費用も安く抑えられるかもしれません。
比較的難易度が低く、費用も安く済む例として「家出した子どもを見つけたい」「遺産相続に関わる親族と連絡を取りたい」などのケースがあります。
ただし、探偵事務所へある程度の情報を提供できる場合でも、以下の2つに該当する依頼は引き受けることができません。

探偵事務所が引き受けない依頼

  • ストーカー行為や嫌がらせを目的とした依頼のケース
  • 虐待・DVの加害者が被害者を探すために依頼するケース

探偵事務所が最も注意を払っているのが、ストーカー・DV事件につながるリスクのある依頼です。
こうした案件を引き受けないようにするため、契約の際は誓約書へ署名捺印を行ってもらうこととしている探偵事務所も多いです。

ー 人探しの期間・エリアを絞り込む ー

人探しの費用は調査の期間や人員数によっても異なります。
費用を少しでも安くしたいのであれば、着手金に含まれる最低期間のみでの調査を依頼するのがポイントです。
事前に自身でも情報収集を行った場合は、そのエリアを調査範囲から除外することで人件費が抑えられ、費用の節約につながる可能性があります。

また人探しの依頼に支払える予算を先に決めておくことも大切です。
人探しのボーダーラインは1週間と言われており、1週間を経過すると成功率が一気に下がるため、費用も高額になりやすいです。
どうしても対象者を探さなければならないケースを除き、費用を抑えたい場合は予算や期限を設定したうえで依頼することをおすすめします。

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